名古屋市の北西部にある西区は、駄菓子や玩具の問屋街としても有名な城西エリアとなります。区のほぼ全域が住宅地となりますが、転勤族が多い名古屋市の東側と比べると、こちらは古くから地元で暮らす人が多くなります。地下鉄鶴舞線と名鉄犬山線が相互乗り入れをしている上小田井駅を中心として、住宅街を形成しています。ベッドタウン的な存在感を持つことから、マンションも数多く建てられています。デザイナーズマンションも多く見られるものです。南側は名古屋駅や丸の内オフィス街にも近い商業地区となります。上小田井駅は駅前にイオンのショッピングセンターとなる大型ショッピングモール、MOZOが多くの人を集めています。フィットネスクラブや映画館も入っているので、家族連れを中心に高い集客力を誇っています。
【則武新町】
愛知県といえばトヨタが有名ですが、この則武新町にはトヨタグループの発祥の地となる産業技術記念館があります。近年では外国人の観光客が多く見学に来ることでも注目されています。トヨタの原点である木織り機の展示から始まり、研究と想像の精神を見てとれる工夫が凝らされていることが人気の秘密となっています。そしてもうひとつ、森村グループの発祥の地であるノリタケの森も観光客に人気があります。
【ノリタケの森】
陶磁器メーカーのノリタケが創立100周年を記念して、2001年にオープンした施設です。敷地内には陶磁器の工場やオールドノリタケを展示するミュージアムが見学できるようになっています。2016年の秋には、正式発表はまだありませんが、イオンモールが開業されるとみられています。
【庄内緑地公園】
地下鉄鶴舞線の庄内緑地公園駅からすぐのところにある公園です。庄内川の小田井遊水池を利用することで、水と緑と太陽がテーマとなる総合公園となります。中心には大芝公園があり、その他にも花木園やバラ園、水鳥の池や野鳥の森など多くのエリアが来る人を楽しませてくれます。春には1000本の桜が見頃となって、多くの観光客を集める名所となります。円形の大噴水は霧状のミストが噴射されるので、子供達のよい遊び場となっています。また、園内にある唯一のバーベキューが楽しめるピクニック広場も家族連れで賑わっています。さらに、有料施設となりますが、スポーツを堪能できる多くの施設も備わっています。テニスコートやサイクリングロードなどもありますので、好きな施設で汗を流すことができるようになっています。
【円頓寺商店街】
円頓寺は大須などと共に、信長が清洲から移ってきた時に一緒についてきた商人の町となります。駄菓子や玩具の問屋街としては国内最大の規模となる一画も有するものとなります。下町の雰囲気をそのまま残して、日用品や飲食店が多く立ち並んでいます。この雰囲気は東京で言えば、日本橋の横山町や馬喰町といったところでしょうか。西側は名古屋駅に近く、東は名古屋城の城壁近くまで延びる形となります。そして北側に、駄菓子問屋や花火問屋などが点在することになります。
【盛り上がる円頓寺商店街】
円頓寺商店街は様々なイベントを行うことで、観光客にも人気です。古くから続く円頓寺七夕まつりや円頓寺・四間道界隈着物日和、そして2013年からは大規模なマルシェイベントとなる円頓寺パリ祭も開催されています。また、中日ドラゴンズが優勝した際にビールかけが行われるのもここです。
このように城西エリアは、古くからの商店街が地元を愛する人達や観光客に愛されているエリアとなります。単なるベッドタウンではなく、大規模なショッピングモールや記念館、そして古くからの商店街と生活にも便利ですし、散策するのにも飽きることのない施設が豊富に揃うことが特徴となります。
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