名古屋城の南側、丸の内はビジネス街として有名な地域です。地下鉄鶴舞線と桜通線が乗り入れることで通勤の便の良さにも恵まれたところですが、実は居住地域としても注目されています。東京で言えば永田町に相当するかと思います。大手の企業の本社が集まり、また大規模マンションも集まり居住地域としても人気のある場所です。
【丸の内地域とは】
元は名古屋城の築城の際に生まれた商業の中心地となります。現在は伏見通を中心としてオフィスビルが建ち並んでいます。また名古屋商科大学の高層ビルキャンパスが建設されたことでも有名です。日中はもちろん多くの人が行き交う場所ですが、週末となると静寂な環境となります。
【ビジネス街に住む動きの理由とは】
何かと人が多く、騒がしいイメージもあるビジネス街ですが、あえてそこに住む傾向が見られるようになっています。東京ではこれまで人気のあった住宅地として田園調布が挙げられましたが、現在は赤坂や西新宿、六本木などが人気の上位となっています。これは東北の震災以降、帰宅困難となることを受けて職場に近い住まいを求める動きが出てきたことと関係があります。また、交通の便の良さや買い物環境などの充実さを考慮したものとなっています。もちろん、オフィス街の周辺に住環境が整っていることが条件となっています。
【丸の内の住環境とは】
実際にオフィス街となる丸の内の住環境はどのようなものでしょうか。例えば西区の方に抜けると、のどかな雰囲気にその姿を変えていきます。円頓寺商店街をはじめとして、古い街並みが姿をあらわすことになります。コンビニは多くありますが、この周辺ではスーパーなどはあまりありません。まさに懐かしい住宅街といった雰囲気になります。他にも丸の内は、一本道を入ると静かな地域となります。またラーメン屋やファミレス、コンビニなどが多数揃っているのは、オフィス街からの来店目的という意味合いもあります。それと共に警察の見回りが多いので、治安に関しても実は安心できる地域でもあります。
【生活環境は】
実際に住むとなると、買い物が便利かが気になるところです。自炊するのであれば、久屋通りと魚の棚通りの角にあるスーパーが利用できます。年中無休な上に、夜8時まで開いているので生鮮食品の調達も不便無いものとなります。
【ショッピングについて】
丸の内に住むとなると、栄駅に出ることでショッピングを楽しむことになるでしょう。グルメやカルチャーなどが充実していることでは有名です。名古屋三越栄店や丸栄といった大型の商業施設やブティックなどが多く集まっているので、休日の散策にも申し分ないものとなります。
【教育環境は】
ファミリーで住むとなれば、学校環境も気になるところではないでしょうか。小学校では名城小学校、そしてその系列の丸の内中学校がありますが、この丸の内中学校は公立の名門中学校として有名です。東京で言えば永田町にある麹町中学校のような存在でしょうか。日比谷高校への進学率の高さでも有名な学校です。
【病院】
丸の内は病院が数多くあるのも特徴です。総合病院も中日病院をはじめとして幾つもありますし、もちろん個人医院ともなれば不便無いほどに揃っています。何かあった時にすぐに駆け込めるところがあるのも、安心して住むことができる条件としては大切なものです。もちろん病院の評判も良いものです。診療科も多くありますので、あらゆる症状に対応できるものとなります。
ビジネス街に住むと言っても、それはもちろんそれなりの条件が整っていることが必要となります。丸の内はオフィス街に対する需要という形で商業地域も充実していますし、また住む環境としても恵まれた地域となります。
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