【賃貸選びのポイント】ゆずれない8つのポイント | デザイナーズマンションや高級賃貸などを借りる時の不安を解消!

賃貸物件選びでは希望条件がいろいろとあると思います。けれども条件の良い部屋というものは人気がありますし、それに応じて家賃も高くなります。

負担できる家賃設定の中で住みやすい賃貸物件を探すのであれば、住んでみて後悔しない部屋を見つけることが大事です。そこで、これだけはゆずれないというポイントを8つご紹介します。

デザイナーズマンション賃貸のスタイルプラス

家賃は生活費に困らない範囲で

条件の良い物件は家賃が高くなります。広さや駅からの近さ、通勤のしやすさや築年数など条件の良いものは誰もが希望するからです。

そこで少しでも満足できる賃貸マンションに住もうと、結果的に無理をして高い家賃の部屋を借りる人も少なくないと思います。けれども、家賃で無理をすると生活が苦しくなります。家賃が高くなった分だけ稼げばよいという考え方もありますが、実際は、思うようにはいかない場合もあります。

せっかく満足できる部屋に住めたとしても、食費を切り詰めるなどの無理があると仕事にも影響が出てきます。その結果、生活費を稼ぐどころか、体を壊すことにもなりかねません。無理のない生活ができるような家賃で賃貸物件を探すということは、ゆずれないポイントといえます。

もちろん家賃を妥協しないということは、他の面での妥協が必要になります。たとえば築年数の古い物件を選ぶことで、家賃の安い部屋を探すことができます。

築年数が古いと間取りが使いにくいことや、設備が古いといったデメリットがあります。ですが中にはリフォームして住みやすくなった賃貸物件もあります。あるいはエレベーターを設置していない物件も安いものです。毎日の階段の上り下りという負担を考えて、2階や3階あたりの部屋を探してみるのもよいでしょう。

古くても設備を入れ替えてある物件

築年数が古くなると設備も古くなります。給湯器やエアコンは老朽化し、水道管や排水管なども劣化します。これらは生活するうえで大事な設備なので、手入れをしていない物件は非常に住みにくくなります。水道管が劣化したキッチンは、たとえ浄水器をつけてもすぐにフィルターは駄目になっていまいます。

けれどもリフォームやリノベーションでこれらの設備を入れ替えていれば、たとえ古い物件でも快適に住めます。給水管は目に見えないので直接チェックはできません。物件の管理状態や、設備を更新した記録があるかどうかを不動産屋に聞いてみるとよいでしょう。

駅からの距離

家賃を妥協しないとなれば、駅からの距離や部屋の広さ、築年数などの中でどれを優先すればよいのかという話になります。築年数に関しては、工夫すれば妥協できることを述べました。

SUUMOがアンケートで実際に部屋を借りたシングルの人に聞いたところ、妥協しなかったのは駅からの距離という結果が出ました。毎日の通勤で駅から遠いとなると負担が大きくなること、防犯面でのリスクが高まることなどが理由と考えられます。

また駅に近い物件の周辺にはお店が多くなる傾向があるので、買い物にも便利という利点もあります。シングルの人であればコンビニがあることも重要なポイントでしょう。近くにコンビニがあることを条件に探すと、なかなか候補となる物件が出ないものです。

ですが駅に近い物件という条件であれば、コンビニがある物件が多く見つかります。他にも夜遅くまで営業している飲食店が近くにあったりするので便利です。夜遅くの帰り道でも、そのようなお店があることや周辺が暗くならないことなど女性も安心できます。

隣や上階の音がさほど気にならない

アパートはもちろん、マンションでも上下左右の部屋の音漏れは大なり小なりあります。マンションの場合、上階の音は聞こえてきますが隣の音はそれほど聞こえるものではありません。ですが何か床に落とすような隣の音も聞こえるような物件は、かなり壁が薄いと考えられます。

そのように音が気になる物件というのは、安心して生活することができません。SUUMOのアンケートによると、実際に住んで後悔・失敗したと思うことのトップが「壁が薄い」ということです。

たとえば朝に、隣の部屋のアラームで目覚めるというようなことがあります。昨晩は残業で遅くなり、もう少し寝ていたいというような時にアラームをなかなか解除してくれないようなことがあると、イライラするものです。あるいは夜勤明けでこれから眠ろうという時に、掃除機の音で寝付けないということもあるでしょう。

鉄筋コンクリートのマンションであっても、壁が薄い物件はあります。賃借人がよく変わるような部屋は、音に悩まされる可能性が大きいといえます。

実際に物件を探す時には、昼と夜の2回は室内をチェックしたいものです。日中は隣や上下に人がいないことが多いので、帰宅した頃の様子を確認するためです。隣の物音が聞こえてこないかどうか、あるいは上階の振動音が気にならないかを確認しておきましょう。

周辺環境がうるさくない

物件自体の防音性も大事ですが、周辺環境も妥協はしないほうがよいでしょう。たとえば二重窓であっても、線路が近いと何かと不便な思いをします。窓を開けることができないので、夏場はクーラーに頼ることになります。また室内は電車の音が気にならないとしても、エントランスからエレベーターに乗り自分の部屋に帰るまでの音が気になるという人もいます。

病院が近い物件も、夜中の救急車のサイレンが気になるということがあります。また来院者の車が駐車場に入れずに、路上駐車して邪魔になるというケースも見られます。

車の音でいえば、大通りに面していなくても注意が必要です。物件の横が車の抜け道となっていると、その音に悩まされることにもなります。

キッチンの広さ

家賃を抑えつつも駅からの距離が近いとなれば、部屋の広さも妥協することになります。とはいっても、キッチンの広さは確保したいところです。外食中心の人であっても、時には生活費を削るために自炊をするかもしれません。

そのような時、コンロがひとつしかないキッチンでは不便です。あるいは食材を切るためのスペースがないキッチンでは苦労しますし、ストレスが溜まります。食事は健康的な生活をするために大切なものです。仕事の質を高めることにもつながりますし、収入を増やすための原動力ともいえます。

ミニ冷蔵庫を設置しているキッチンというものもあります。引っ越しをした当初はそれで充分と思っていても、やがて収納力の少なさに不便を感じることもあります。そのようなタイプのキッチンは、冷蔵庫置き場を確保していないケースが多いので、自分で購入することができません。期間限定で住む部屋ならよいのですが、ある程度長く住む予定なら、最初からキッチンに余裕のあるタイプの部屋を選んでおくとよいでしょう。

もちろん居室もしっかりと日頃の疲れをとって、ストレスを解消できる程度の広さが必要です。その居室とキッチンの広さだけはゆずれないポイントとなります。それを踏まえて、極力デッドスペースがないような間取りを捜すことになるでしょう。

部屋の向き

北向きの部屋は人気がないので、家賃も安めに設定しています。そこで少しでも広い部屋で家賃を抑えるために、北向きの部屋を選ぶ人も少なくありません。けれども部屋の向きは、しっかりとした理由を持って選ぶべきです。

北向きの部屋は寒く、湿気がこもりやすくなります。そのために住む人によってはカビを発生させてしまったり、洗濯物が乾かずに悩まされたりと後悔することになるでしょう。けれどもそのようなデメリットを理解したうえで、あえて北向きが良いという人もいます。

たとえば日中は家で仕事をするので陽が当たると暑くなって困るとか、明るさを抑えるために厚い遮光カーテンが必要になるという人は北向きを好みます。また風通しのよい部屋であればカビも発生しにくいものですし、間取り選びや日頃の手入れの仕方によっては快適に住むことができます。

先述したように、南向きはすべての人にとって良いというわけではありません。自分の生活スタイルを考えたうえで、どの向きであれば生活しやすいのかを決めるとよいでしょう。

都市ガスを選ぶこと

つい見落としがちなことですが、使用するガスが都市ガスかプロパンガスかどちらのタイプなのかを必ずチェックしましょう。もちろんプロパンガスは会社によって料金は違います。けれども一般的に、プロパンガスは都市ガスの倍以上の料金になります。

もちろんプロパンガスでも、提供する会社によって料金は違います。たとえば愛知県の場合、基本料金は全国平均の1,928円に対して1,777円と安くなっています(Selectraサイト2018年調べより)。

そして単身者の年間平均のガス使用量は5㎡ですが、愛知県内でもプロパンガスを5㎡使った時の使用量は3,294円から5,580円と幅があります。ちなみに平均は4,509円となっていますが、都市ガスの場合は同じ5㎡使用で料金は1,650円ほどです。

ガスの使用量が増えると、この差はさらに開いていきます。毎日湯舟に浸かるというような人であれば、プロパンガスはかなりの出費になりそうです。

総務省統計局によると、2014年での都市ガス普及率は大阪(102.0)・東京(100.2)・神奈川(99.2)・愛知(93.6)・千葉(92.1)・埼玉(90.9)の順となっています。カッコ内の数字は普及率なので、いずれも90%を超えていますし、都市部ではさらにその比率は高まるでしょう。

そのためにプロパンガスを使用する賃貸マンションも、都市部であれば少ないとみてよいのでしょうが、一応確認しておくことをおすすめします。

賃貸選びのポイントまとめ

物件選びでのこだわりポイントは実に多岐にわたります。その中でどれを重視するのかを考える時には、住んで後悔することがない条件というものを念頭に置くことが必要です。

今回取り上げた8つのポイントすべてを満たす物件を探すことは、それほど難しくないと思います。そのうえで、自分なりにこだわる条件を備えた賃貸物件を探すとよいでしょう。

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