今回のインテリアのご依頼は、設置したい照明器具に合わせた雰囲気で、という内容です。照明はシャンデリアタイプのものなので、インテリアはゴージャスな雰囲気にまとめました。また観葉植物も置きたいとのご希望により、部屋の雰囲気に合うものをセレクトしています。
インテリアを「ゴージャスな雰囲気」にするための3つのポイント
インテリアを決める前に、まずはゴージャスな雰囲気にするためのポイントを押さえておきます。ここでは3つのポイントでまとめました。
・余裕のある家具の配置
・グレーやダークブランなど上質なカラー
・高級感のある質感
それぞれのポイントについて、詳しく説明します。
コンパクトなキッチンスペースをゴージャスにするコツ
「余裕ある家具の配置」がゴージャスな雰囲気のインテリアに必要と説明しましたが、今回はキッチンスペースはコンパクトにまとめています。これはリビングスペースを広く確保するためです。
そのかわりにキッチンスペースもゴージャスさを感じさせる工夫をしています。
まず使用する照明ですが、ご依頼人様がお気に入りのシャンデリアのひとつ、コイズミの「AA49335L」というものを設置しました。これは細かな飾りが光を分散させるのが特徴です。
そしてダイニングテーブルは全家具の「バックス」というホワイトカラーのものを選びました。シャンデリアの光を受けて、テーブル面に広がりを感じさせます。対してダイニングチェアは濃い色合いの「ホールド(モーダエンカーサ)」を使用し、テーブルの広さを強調しています。
ゴージャスなリビングの3つのポイント
次にリビングです。キッチンスペースをコンパクトにすることで、広々とした空間を確保しました。ここに厳選した家具を広く配置することで、余裕あるスペースを生み出しています。
ご依頼人様がお気に入りのもうひとつの照明、コイズミの「AP79337L」をこのリビングに設置しました。これはキッチンに設置したものと異なり、光が横に広がるようなデザインになっています。細部に生まれる陰影を楽しむこともできます。
そしてゴージャスな雰囲気のポイントふたつめの「カラー」ですが、ソファにグレーを使うことで実現しています。3人掛けの大きな「エディナ(日本フクラ)」というものを選びました。
このソファには3つめのポイント「高級感のある質感」も反映させています。布張りにすることでシックな雰囲気ながらも高級感を生み出しています。
リビングをゴージャスに演出するアイテム
リビングをゴージャスに演出するために使用したほかのアイテムを詳しく説明します。
まずゴージャスさと高級感を演出するうえで効果的なラグマットです。白いフローリングに合わせてホワイト系のカラーにすることで、リビング全体の広さを演出しています。選んだのはスミノエの「ラックスファー」という商品です。
テーブルはデザインが個性的なユーロコンフォートの「878D」という商品を、テレビボードは全家具の「ルキア」という商品を選びました。ともにダークブランにすることで、統一感を出しています。
そしてゴージャスさを演出するポイント「高級感のある質感」を重視して選んだのが、スタンドライト「ラウンジミニ(モーダエンカーサ)」です。金属製の曲線的なデザインがゴージャス感とともに高級感も演出しています。
カーテンはダイナミックかつ優雅なデザインが施された「D-3053(スミノエ)」という商品を使っています。
大きめの観葉植物でゴージャス感をアップ
ご依頼人様が要望された観葉植物も、リビングのゴージャス感をアップさせるために大きめのものを用意しました。アートボードを置いたテレビボードの横に置き、ソファに腰掛けた時に目に入るようにしています。
まとめ
今回はお気に入りの照明に合わせて、ゴージャスな雰囲気のインテリアに仕上げました。3つのポイントを押さえることで、誰でも実現できるかと思います。ぜひ参考にしてみてください。
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