
今回は広めのワンルームで優雅に、ラグジュアリーな一人暮らしをご希望される方からのご依頼です。色の配色と家具のデザインの選び方に注目していただければと思います。
全体の仕上がり
まずは全体の仕上がりについて説明します。ラグジュアリー感を出すためにビビッドなアクセントカラーを効果的に使っています。全体としては白と黒のモノトーン調で、家具のデザインもモダンタイプを選んでいます。
ダイニングとリビングの空間をひとつにすることで、部屋を贅沢に広く使っているのも特徴です。ラグジュアリー感を出すためには贅沢に空間を使うのがポイントとなります。またテーブルやチェアのデザインも、部屋を広く見せる効果があるものを選びました。
ゆったりとしたリビングスペース
今回はリビングとダイニングを分けていないので、リビングスペースが主な居住スペースになります。ダイニングテーブルを兼ねたテーブルをひとつ置き、ソファとプライベートチェアをひとつ置くという贅沢な空間の使い方をしています。
この贅沢というのも、ラグジュアリー感を演出するポイントです。広さを確保するためには家具の選別も必要です。そこで今回はダイニングテーブルを置かずに、ガラステーブルをひとつのみとしました。
まずソファは2人掛けのプリティⅢ(サンコウ)というソファベッドを選びました。
ワンルームなので極力大きな家具は置かないようにするため、ベッドは置いていません。その代わりにソファベッドを置くことで、部屋を広く使えるようになります。
テーマはラグジュアリー感のあるモノトーン調なので、ともすれば無機質で単調な雰囲気になってしまいます。そこで、ビビッドなボルドーカラーのクッションを置きました。これは茶色味が強い赤で、ラグジュアリー感を出すのにぴったりの色です。
モノトーン調を生み出すためのラグマット
ソファは白を選んだので、モノトーン調を生み出すために黒のラグマットを選びました。選んだのはシャギータイプのフランセルという商品です。毛足が長く、ふわふわとした雰囲気がラグジュアリー感を演出します。
そのふわふわ感を損なわないように、ラグマットの上に置くテーブルはガラス製のLT-78(HOMEDAY)という商品を選んでいます。コンパクトなサイズなので場所もとらず、部屋を広く使えます。
おしゃれなチェアの選び方
テーブルにはチェアをひとつ置いてダイニングセットの代わりにしています。このチェア選びにもこだわっています。
まずレザー製のものを選ぶことで高級感とラグジュアリーな雰囲気を演出できます。本体はパイプ製なので圧迫感もなく、部屋の広さを確保できます。色はラグマットと合わせて黒としました。
この質感とパイプ製というのが、非日常的であり特別な感じを生み出すことにつながります。
シェルフを使っておしゃれ感をアップ
収納も見せる形のシェルフを使うことで、おしゃれ感と特別感を増しています。商品はSA-100-3段(HOMEDAY)というもので、ラグマットやチェアと合わせて黒を選んでいます。
見せる収納は小物をおしゃれに飾れますし、空間を確保できるので部屋を広く見せる効果もあります。
照明も部屋をおしゃれに演出できるシャンデリアタイプのイリアンCというものを選びました。
まとめ
ラグジュアリーな雰囲気を出すためにいろんな工夫をしています。基本は白と黒のモノトーンでまとめて、アクセントカラーをひとつ使っておしゃれ感を演出しています。
また、部屋を広く見せるようにテーブルやチェアのデザインも選び、非日常感を演出することでもラグジュアリーな雰囲気を出しています。
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