今回のインテリアは「コンクリートの壁に合う男性的でカッコいいお部屋」とのご希望によるものです。コンクリート打ちっぱなしの壁や配管などが見えるキッチンなど、個性的なお部屋でのコーディネートとなります。
カッコいい部屋を演出する際のポイント
今回はコンクリートの壁という個性的な部屋でのインテリアコーディネートになります。そのままでも十分にカッコいい要素はありますが、コーディネートするうえで意識したポイントはふたつあります。
ひとつはこのコンクリートの壁を生かしたカラーを使いつつ、居心地の良さも生み出すこと。もうひとつは仕事ができるスペースを確保することです。
自分の部屋ではゆっくりとくつろぎたいと思う方も多いと思いますが、あえて仕事ができるスペースを確保することでカッコよさを演出します。それでは具体的なインテリアの説明をします。
リビングのインテリアコーディネートのポイント
リビングのインテリアにおけるコーディネートを説明します。
まずソファですが、コンクリートの色に合わせてグレーカラーのものを選びました。商品は東谷の「YMS-103BK」というものです。そしてソファの前に置くテーブルは、カッコよさを演出するためにスタイリッシュなガラス素材のものを選んでいます。商品は同じく東谷の「SO-100」です。
このままではメリハリのない色彩になるので、アクセントカラーとなるブルーのラグマットを敷いています。ラグマットはスミノエのレーヴという商品です。
コンクリートとグレーカラーだけでは、無機質感があります。カッコいいものの、生活する空間としては居心地が悪くなる可能性もあります。
そこで何かひとつインパクトのあるカラーが必要になるので、クールな雰囲気もあるブルーを選んだということです。
同じアクセントカラーとなるブルーのクッションもソファに置いて、単にカッコいいだけでなく居心地の良さも演出しています。
リビングの一角にテレワーク対応スペースを
リビングスペースは居心地の良さも演出していますが、その一角にテレワーク対応のデスクも置きました。気持ちを切り替えるために、こちらは白い床とスタイリッシュなブラウンのデスクというモノトーン調にしています。
ここで選んだデスクは東谷の「PT-526BR」という商品です。チェアも洗練されたデザインのものを用意しています。このデスクチェアはクラッシュゲートの「ミート」という商品になります。
メリハリの効いたモノトーン調のデスクスペースにすることで、仕事に集中できるように工夫しています。
寝室は暖かみのある雰囲気に
スタイリッシュな雰囲気のリビングとは対照的に、寝室は落ち着いた暖かみのある空間にしています。
こちらはバスルームとトイレに挟まれた部屋ですが、リビングと同じように壁と天井はコンクリート打ちっぱなしになっています。しかし間接照明を使うことで、落ち着いた雰囲気を醸し出しています。
ベッドもフレームを使わず、直接マットレスを敷くことで床との段差を少なくし、くつろげる雰囲気となっています。ベッドを低くすることで、決して広くはない部屋に広がりを感じさせる効果も生まれます。
まとめ
今回のインテリアコーディネートのポイントは、カッコよさを演出するためにグレーカラーを使うこととデスクスペースを確保することです。またグレーカラー一色では無機質な感じなので、アクセントカラーのブルーを取り入れることで落ち着ける雰囲気を演出しました。同じようにカッコいいお部屋にしたいという方は、参考にしていただければと思います。
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