
今回のご依頼は「北欧ナチュラル」をテーマとしたインテリアです。お部屋は60平方メートル近くの広めな1LDKです。
北欧インテリアを作るコツは
北欧インテリアの特徴はナチュラルな印象のある、あたたかみを感じられることです。そのため、家具の素材は木製や布を選ぶのがポイントとなります。
また色も派手な発色のものは避けて、白や淡い色合いのものを選びます。照明もやわらかな光にしたいので、ペンダントライトをいくつか吊るしたり、シャンデリアタイプのものを使うのがポイントとなります。
今回のインテリアの仕上がり
丸いテーブルや布カバーのソファなどを使用することで、やさしくナチュラルな北欧インテリアの雰囲気に仕上げています。照明をデザイン性の高いおしゃれなものにしているので、シンプルなデザインの家具とうまくマッチしています。
明るいリビングスペース
まずはリビングスペースのポイントから説明します。
リビングスペースは2面にバルコニーのサッシとガラスブロックの窓があるので、明るい空間になっています。
ここにソファとオットマンを配置して、リラックスできる空間を作りました。オットマンを置くことでゆったりとした雰囲気を演出できるので、北欧インテリアに取り入れることをおすすめします。
選んだ商品はN.D.STYLEの「マウント」というアイテムです。色はオフホワイトで明るい雰囲気にマッチさせています。
このリビングスペースに置くテーブルは小さめな、ガラス面のものを用意しました。
La Forma Japanの「BRICKセット2」という商品を選んでいます。
サイドテーブルを置けば、コーヒーカップを置いたり雑誌を置いたりと重宝します。ソファの前には、ふかふかのシャギータイプのラグマット、モリヨシの「テラス」です。
北欧インテリアはナチュラルな雰囲気が特徴ですが、どんな生活を送るのかも大切なポイントです。家具もその生活に必要なものを考慮して選ぶことが大事です。
ソファの横には「AT50331(コイズミ)」というフロアライトを置いています。夜にはそのやわらかな光の中で、ゆったりとした時間を過ごすことができると思います。
さらにソファの正面のテレビボードは、FISの「TITZ」というものを選びました。
丸テーブルであたたかみのあるダイニングスペースに
LDKは12畳と十分な広さがありますが、ソファとダイニングテーブルを置くと手狭になります。そこでダイニングスペースを広く使うために、丸テーブルを選びました。チェアと合わせて木の温もりを感じるやわらかなデザインにしています。
商品はHOMEDAYのもので、テーブルは「DT-09-100」、チェアは「DC-141A」というものです。丸みのあるデザインは北欧インテリアにうまくマッチします。
リビングスペースとダイニングスペースの間に位置する照明は、シャンデリアタイプの「モダーレ(コイズミ)」というものを選んでいます。デザイン性が高いことと、やわらかなフォルムであることが部屋の雰囲気をあたたかなものにしてくれます。
寝室は広くゆったりとした空間に
今回のお部屋は寝室も10畳と広いスペースになっています。ここにはベッドとチェスト、ドレッサーを置きました。
ベッドはHOMEDAYの「BH-511-Q」というものを、チェストは高野木工の「60サイドチェスト」、ドレッサーは同じく高野木工の「73ドレッサー」という商品です。
いずれも木のぬくもりを感じるデザインなので、北欧インテリアの雰囲気にぴったりです。
まとめ
全体的に淡いカラーの家具で統一しているので、北欧インテリアのナチュラルな雰囲気を十分に演出できていると思います。また空間を広く使うためのデザイン選びや、照明のデザインにも注目していただければと思います。
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