今回のお部屋はコンクリート打ちっぱなしの壁がある、おしゃれなデザイナーズマンションです。インテリアのご要望は都会の住まいらしく、かっこいいお部屋。とは言え、寒々しい雰囲気にはしたくないというご希望を頂いています。そこで都会的でありながらも、暖かみのある雰囲気のインテリアに仕上げました。
スタイリッシュかつ暖かみのあるインテリアに
インテリアのご依頼を頂いた物件は外観も室内もかなりモダンな雰囲気のマンションです。リビングやキッチン、トイレの一部の壁はコンクリート打ちっぱなしであることから、都会的な雰囲気でスタイリッシュな印象を受けます。
ただしこのモダンな造りも、つめたい印象を受けることから、家具の材質や色合いに注意しました。照明にもこだわり、暖かみのある雰囲気を出せるように工夫しています。スタイリッシュな雰囲気を出すための王道とも言えるガラス素材は、今回は使わないようにしました。
暖かみを感じる素材の家具とは
まずコンクリートの壁から感じる冷たい雰囲気を緩和するため、柔らかな印象の素材からなる家具を選びました。
大型家具であるソファに布地カバーのものを選ぶことで、その存在感からかなり柔らかな雰囲気を醸し出すことができます。選んだソファはリラックスフォームのブリストというものです。オットマンもついて、ゆったりとくつろげるデザインになっています。
ソファの前に置いたテーブルはMKマエダのリエットという商品です。そしてソファとテーブルの下にはラグマットを敷いています。ラグマットも、部屋に暖かみを与える重要なアイテムとなります。今回選んだのは、スミノエのカームという商品です。極細ナイロンを使っているので肌触りがよく、ふかふかと暖かみがあるのが特徴です。
テレビボードも木目調の、自然を感じさせる素材からなるアイテムを選びました。商品はロゼッタというものです。カラーは濃いブラウンにして、落ち着いた雰囲気にしています。
テーブルと照明のこだわり
暖かみのある家具ばかりでは、単なるナチュラルテイストの部屋になっています。お部屋全体の雰囲気はスタイリッシュな感じですが、インテリアにもワンポイントとしてそれを取り入れたいところです。
そこでまず、テーブルをスクエアなデザインのものに、MKマエダのリエットという商品を選びました。スクエアなフォルムはスタイリッシュで、都会的な雰囲気を感じさせます。
そしてキッチンスペースの照明にダクトレールを設置し、ペンダントライトを取り付けました。都会のおしゃれな飲食店のような雰囲気を演出するのが目的です。
ダイニングテーブルもシンプルなスクエアスタイルのものを選んでいます。商品はあずま工芸のアルガノというものです。キッチンの横に置いて、カウンターと一体化させているのがおしゃれ感を出すポイントになります。
高級ホテルのような寝室
次は寝室です。寝室は模様が入ったアクセントクロスがあるので、その雰囲気に合わせてホテルのような感じを演出してみました。ベッドは日本ベッドのカラーノという商品です。
ベッドカバーは濃紺にして、枕カバーもそれに合わせています。ベッドスローはシルバー色にすることで、都会的なスタイリッシュ感を演出しています。
まとめ
お部屋の雰囲気がすでにスタイリッシュな感じなので、家具の素材感とデザインにこだわってみました。基本的には暖かみのあるデザインを選び、ワンポイントとしてスタイリッシュな雰囲気のデザインを取り入れるという形にしています。このバランスをいかに取るかが、今回のインテリアのポイントです。
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