今回は1LDKの広いお部屋でのインテリアのご依頼です。イメージとしては、白とベージュの淡い色合いを使ってクリーンな印象のお部屋を、とのことです。そこで、ナチュラルな雰囲気を演出するインテリアに仕上げてみました。
ナチュラルでクリーンな印象のインテリアのポイント
白とベージュなどの淡い色合いを使ったインテリアとしては、ナチュラルな雰囲気を生み出すことがポイントになります。
そこで家具のカラー選びに加えて、観葉植物を使ってクリーンなイメージを生み出すようにしてみました。さらに照明にも工夫をして光に陰影をつけることで、単調になりがちなナチュラルなインテリアに立体感を与えています。
またクリーンなイメージを出すためのポイントとして、家具の素材選びがあります。合皮や鏡面仕上げのように汚れを落としやすく、掃除が楽な素材を選ぶことでクリーンな印象を感じるようになります。さらに使う色の数を抑えることによって統一感が生まれ、部屋全体にクリーンな印象を与える効果が得られます。
ナチュラルテイストのリビングインテリア
まずリビングのインテリアについて説明します。ソファは関家具のアーニーという商品を選んでいます。これは布タイプと合皮タイプのどちらかを選べるようになっていて、今回は合皮タイプのL字コーナーソファにしました。
ご要望がクリーンなイメージを、とのことなので掃除がしやすく汚れを拭き取りやすいという点で合皮を選んでいます。色はアイボリーです。
そしてテーブルはHOMEDAYのLT-49-Kというものを選びました。天板が鏡面仕上げとなっているので、やはり汚れを拭き取りやすいのが特徴のテーブルです。色は白を選び、ソファと合わせて淡い色調で統一しています。
下に敷いているラグも白とグレーによる模様が描かれた、モリヨシのミランジュという商品にしました。ソファとテーブルはすべて淡い色調で統一しているので、テレビボードは木の素材感を活かしたデザインの、HOMEDAYのルキアという商品を選んでいます。
ソファの横には観葉植物を置いて、ナチュラル感をさらに演出しています。
ダイニングスペースのインテリア
次はダイニングについて説明します。ダイニングはリビングとは違い、ウッディな雰囲気に仕上げています。ダイニングテーブルはHOMEDAYのDT-09-100という商品を選びました。高級感のある重厚な雰囲気のデザインが特徴です。ダイニングチェアは同じくHOMEDAYのDC139というもので合わせています。
そしてそのダイニングテーブルの上には、ダクトレールを取り付けてコイズミのAp45516というペンダントライトを吊り下げました。ペンダントライトはテーブル上を明るく、そして上部は暗めにすることで空間に立体感を生み出します。そして陰影をつけるとともに、家具の素材感をより鮮明にする効果もあります。
シンプルな寝室のインテリア
最後に寝室のインテリアについて説明します。こちらは白などの淡い色調にすると落ち着かないので、ブラウンを基調とした色合いにしています。
ベッドはセンベラのデミールⅢという商品です。高級家具によく使われるウォールナット材を使用しているので、ツヤがあるのが特徴となります。ベッドスローやカーテンはブラウンで統一し、大きな観葉植物を置くことでナチュラル感を演出しました。
シンプルにまとめることで、ご要望のようにクリーンな印象も得られるインテリアに仕上げています。
まとめ
リビングスペースは白とアイボリーでクリーンなイメージを演出しています。ダイニングスペースはブラウンを基調にして高級感のある雰囲気に、寝室もブラウンで統一してクリーンな印象を感じるようにしています。そして観葉植物を置くことでナチュラルな優しい雰囲気を生み出しているのがポイントです。
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