セントラルパーク
名古屋の中心街といえば、高層ビルが立ち並ぶ名古屋駅前と、名古屋テレビ塔がある久屋大通公園を中心とする栄エリアです。そんな栄エリアでさらに魅力的な街になる為、久屋大通公園の地下にあるショッピング街・セントラルパークの17年ぶりの全面改装が行われます。今年秋に全店舗の2割に当たる24のテナントを入れ替えるほか、看板や照明なども一新します。
都心のオアシス お洒落な空間リニューアル
久屋大通公園は、北は外堀通、南は若宮大通へとつながる約2キロの都市公園で、100メートル道路の真ん中にある都心のオアシスです。名古屋テレビ塔をはじめ、周辺にはオアシス21、愛知芸術文化センター、NHK名古屋放送局などがあり、「名古屋の3M」松坂屋、丸栄、三越も至近距離です。
地下鉄の最寄駅は栄駅と久屋大通駅で、2つの駅をつなぐ形で地下に広がっているのがセントラルパークです。地上からの明かり取りのステンドグラスの天窓があるほか、地下街にいながら太陽や星空を見ることが出来る「もちの木広場」など、お洒落な空間が広がっています。
105のテナントが入り、これまでは周辺のオフィスで働く若い女性をターゲットにした婦人服や雑貨などの店が多く、男性客の割合は1割もありませんでした。しかし周辺ではマンション建設が相次いでいることもあり、今回のリニューアルでは男性会社員や近隣住民にも客層を広げる方向です。
新たに高級食材の専門店や、インテリア・雑貨店、コンビニなどを入れるほか、カフェも増やします。来年秋には第2弾の改装も計画しています。
栄エリアではこのほか、パルコが新施設「名古屋ゼロゲート」を10月に開業し、三菱東京UFJ銀行も旧東海銀行本店だった名古屋ビルの建て替え構想を進めるなど、再開発機運が高まっていて、注目のエリアとなっています。
交通至便 地下鉄に加え名鉄も
交通の便がいいのもこのエリアの売りで、地下鉄東山線「栄駅」、地下鉄名城線「久屋大通駅」と「栄駅」、地下鉄桜通線「久屋大通駅」、名鉄瀬戸線「栄町駅」など、最寄駅がいっぱい。名古屋市内での移動では、名古屋駅前エリアより、はるかに便利です。