名古屋でも有数の邸宅街、八事は地下鉄舞鶴線と名城線のふたつの路線が利用できる利便性の高い地域になります。高級住宅街でも有名ですが、駅の中心は学生向けのマンションも多く、住みやすい地域として人気があります。
【学生にも人気のエリア】
マンション賃料はそれなりの金額にはなりますが、多くの大学があることからも学生に人気の高い地域になります。この点においては、東京の広尾に通じる部分があるかもしれません。広尾も高級住宅街であると共に、やはり学生も多い街として知られています。ただし少しだけ異なるのは、カフェやパティスリーが多く、またコンビニやファミレスが多く集まっており庶民的な部分もあるということです。高級住宅街の中にもカフェやケーキ屋がありますが、分かりにくい場所にあることから地元の人でこそ知るといった一面も持っています。
【八事の成り立ち】
もともと八事は、17世紀末に祈祷寺として栄えた高野山真言宗の別格本山、八事山興正寺の門前町だったところです。そして興正寺公園は桜や紅葉といった四季の移り変わりを楽しむことができるスポットになっています。このような環境が明治から名古屋の保養地として注目されるようになりました。地元の企業の社長たちが別荘を構えるようになったわけですが、この流れを受けて一部が高級住宅街として残っているわけです。また、八事は坂が多いことが特徴となりますが、八事交差点から8つの坂が放射状に伸びる形になっています。
【八事の便利さとは】
邸宅街として有名な八事ですが、単なる住宅街ではなく利便性の高さも特徴となります。地下鉄の舞鶴線と名城線のふたつの路線が使えるわけですが、例えばオフィス街の丸の内までは１７分で、トヨタの豊田市へも乗り換え無しで通勤できることになります。栄駅へも１９分、星ヶ丘まではわずか１０分とショッピングなども便利な立地となります。
【八事の生活環境は】
それでは八事で生活する上で必要な買い物環境はどうでしょうか。八事駅に直結するイオン八事店にある食品コーナーは、夜１１時まで営業しています。会社帰りにも十分に買い物をして帰ることができます。さらに薬局や飲食店などの専門店も４０以上が入っているので、平日帰りにも休日にも楽しめる商業施設となっています。他にも大型家電量販店のエディオン八事店があるので、日用品の買い出しにも便利となります。
【八事の高級住宅街】
もともと名古屋は車が必要な地域とは言われますが、この八事もやはり坂が多いので、高級住宅街と呼ばれる地域は車は必須となります。また建物を建てるには高さ制限と建ぺい率の制限、加えて緑地制限もあることから、マンションを建てる場合にはかなりのプレミアム価格となることが多くなります。もちろん賃貸の賃料もそれなりに高いものとなりますが、その分治安も良く住みやすい要因のひとつとなります。もちろん、これは一部の地域の話なので学生も多く住んでいますし、物価もそれほど高いものではありません。物件も探せば賃料の高いものばかりでは無いので、条件の良いところが見つかります。
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八事は住環境に恵まれた地域です。病院に関しても、日赤病院をはじめ多くの総合病院があるので、いざという時にも安心できます。普段の買い物もショッピングも便利ですし、また緑も豊富なので散策も楽しめます。地下鉄を利用することで通勤も便利ですし、また休日のショッピングも栄まで出れば楽しむことができます。家賃相場は周辺と比べるとやや高めとはなりますが、治安の良さや利便性の良さを考慮すると十分にその価値はあると見ることができます。おしゃれなデザイナーズマンションも建設されているので、望むような生活環境を手に入れることができる地域と言えます。
