毎年恒例とはなりますが、年末の大掃除で大変な思いをした人は多いのではないでしょうか。そして、今年こそは日頃から掃除を心掛けておこうと考える人もいると思います。毎日とは言いませんが、まめに掃除をするにはコツがあります。汚れがこびり付いて苦労することの無いように、心掛けておくべきことを幾つか挙げてみます。
【掃除が面倒になる心理】
何事もそうですが、行動を起こすか起こさないか、心理的な癖が大きく影響します。汚れがこびりついてしまうと、後で時間のある時にと考えてしまいます。そのために日頃から少しでも綺麗にしておくことが大切です。特にキッチンは料理のために油がこびり付くことになります。汚れは洗剤を含ませたキッチンペーパーで簡単に落とせます。とにかく放置しないことが大事です。とは言っても疲れて帰れば面倒にもなるものです。食事が終わったあとに処理しようとすると、眠気も手伝っておっくうになります。休みの日などに時間を取るスケジュールを組んでおくのもひとつの手段です。長続きさせるためには、無理をしないスケジュールで習慣付けることが大事です。休みの日であれば、まず簡単に掃除を済ませることで気分良く1日をスタートさせることもできます。
【掃除はまず片付けから】
掃除が続かない理由の大きな理由として、散らかった部屋が挙げられます。掃除をするためには、まず片付けから行わなければなりません。それが面倒のなで、取り掛かるのに気合を入れなくてはならなくなります。そこで普段から片付けができる部屋にしておくことが大事です。と言っても難しく考えることはありません。何かひとつ大きめのボックスを用意しておいて、散らかった小物などを取り敢えず入れることができるようにするのです。この”取り敢えず”という行為が、簡単に取りかかれる鍵になります。取り敢えず簡単に行動できることを決める、これが大きな行動を起こすためのエンジンをかける鍵になるのです。
【掃除が楽になる部屋を作る】
日頃から簡単に掃除を行えるようにするコツは、それが可能となる部屋作りをすることです。家電に積もった埃をさっと拭くことができるシートを取り出しやすいところに置いておく、掃除機をかけるのが面倒であればハンディクリーナーを用意するなどの工夫をするわけです。そのような掃除道具を置いておくスペースを確保しておくわけです。キッチンや洗面所などにもすぐに取り出せる位置に拭き取りペーパーなどを置いてすぐに使えるようにします。小物などはまとめて収納できるケースに入れて、隙間の掃除の時にはすぐに移動できるようにしておきます。
【収納は場所を決める】
掃除しにくくなる部屋は、何かとモノが溢れているものです。許容量をオーバーするような買い物は控えるように、あらゆるモノの収納場所を決めておくことは大事です。そこ以外には置かないようにすれば、余分な買い物をしないようになります。そしてモノが散らばることがないので掃除もしやすくなります。
デザイナーズマンションのようにお洒落な部屋に引っ越したならば、綺麗にしておきたいと思うものです。けれども忙しくてついサボりがちになってしまうと、汚れが堆積し部屋も散らかるようになります。その結果、年末にまとめてやれば良いという心理になります。散らかった部屋は片付けも億劫なものです。掃除の前に憂鬱になってしまいます。そこでまずは日頃の片付けが簡単にできる仕組みを作り、そして簡単に掃除を始められる仕組みを作るわけです。手始めに何を行うのかを考えるわけです。取り敢えずテーブルの上を拭く、テレビの埃を拭き取る、レンジの油汚れを拭き取るといったことです。いっぺんに全てを行うのではなく、ローテーションを組んで順番に取り組むようにしても良いものです。