秋も深まり、部屋にも季節感を持たせたいところです。けれどもインテリアを変えるとなると、なかなか簡単にはいかないものです。お金がかかる、時間が無い、具体的に何をどうすれば良いのか分からないといった理由が多いのではないでしょうか。そこで、簡単に秋らしさを演出できるインテリア術を幾つかご紹介します。
3つのアイテムを変えること
部屋の雰囲気を効果的に変えるためには、最低限3つのアイテムを変えることが必要と言われます。加えてできる限り面積の大きなものを選ぶことがポイントです。リビングで大きな面積のものといえば、まずはカーテンですね。何も特別なものを買わなくても、安く購入するとことができるので、季節ごとに交換しても良いものです。秋のカラーといえば暖色系です。オレンジ系や明るめの茶系を選べば無難です。ボーダーデザインであれば、さらに雰囲気を増すことになります。
リビングで次に手軽に交換できるのはクッションカバーです。もしソファがあれば、そのカバーも交換するのがベストです。ベージュ系の色はセンスを問われることになりますが、凝ったインテリアを目指すならばチャレンジしたい色です。イメージとしてはカントリー調といったところでしょうか。デザインとしては、ナチュラルな質感のある植物をモチーフにしたボタニカル柄が流行りとなっています。さりげなく取り入れると、オシャレ感が増すことでしょう。
部屋全体のポイント
秋といえば落ち着いた雰囲気でしょう。部屋全体を落ち着いた雰囲気にするためのポイントは、下にいくほどに濃く暗めのトーンの色にすることです。そこでまず、床に濃い茶系のラグなどを敷いておくとグッと秋らしくなります。そして注意したいのは、目線の高さにあるグッズは少し明るいトーンの色にすることです。オレンジやマスタードイエローなどの小物を置くと良いでしょう。また、手軽に雰囲気を出せるのがウォールステッカーです。簡単に剥がせる優れものアイテムです。秋らしさを演出するものが簡単に手に入るので、お気に入りのデザインのものを貼ると良いでしょう。その際にも、ラグマットよりも明るめの色合いのものを選ぶのがコツです。
ちょっとしたひと工夫
リラックスできる部屋作りは、ほんのちょっとした工夫で行えます。まず玄関先から秋らしさを感じさせることで、疲れて帰ってきた心を癒すことができます。暖色系の玄関マットを置くだけで、その空間に秋らしさを感じるようになります。また、シューズボックスの上などに小物を置くだけでも効果的です。例えば松ぼっくりのついたリースとキャンドルを置くだけで、何となく心が落ち着きます。
キッチンやリビングにも、秋を感じさせるアイテムを置くことで落ち着いた雰囲気に変わります。ブロンズや赤銅色のような小物を雑貨店で探すのも楽しいものです。お気に入りのものを選んで、棚などの空いたスペースに置いておきましょう。キッチンなら作業する時の目線の先に、リビングならいつも座る位置から視界に入るところに置いておくのがポイントです。
リラックス効果といえば観葉植物ですが、秋をイメージさせるものを探すのは難しいものです。観葉植物のグリーンは涼しさを感じさせるので、ひと工夫する必要があります。ニット素材のカバーを鉢につければ、暖かさを演出することができます。
終わりに
秋らしさを演出するインテリアは、割と分かりやすいものです。色合いもほぼ決まっているからですが、大事なことは手軽に簡単にできるということです。大きなものでもカーテンやソファカバーを変えるだけで、かなり部屋の雰囲気は変わります。あとはお気に入りの小物を探して部屋のあちらこちらに置いておくだけで、リラックス効果を期待することができます。