今回ご紹介するお部屋は、イメージカラーにブルーを選んでスッキリと爽やかな印象にしています。明るい色の家具を入れているので、これからの暑い季節にはピッタリではないかと思います。
白を最大限に活かしたコーディネート
元々のお部屋の内装が、白を基調とした明るい雰囲気となっています。壁も床もドアも白く、キッチンも白で統一されています。そこでその白を生かして、まずリビングのカーテンは濃い目のブルーにしました。商品は光沢感のあるモダンなデザインが特徴のスミノエの、遮光性の高いD7291を採用しました。遮光性を持たせたのは、夏場の強い日差しを遮断できるようにとの配慮です。さらに断熱性も高いので、エアコンを効率良く効かせることができるために、電気代を抑えつつ室内を涼しく保てます。
それに対してソファは東谷のMS-576のホワイトを置いています。東谷はオンラインで購入できる、比較的お手頃な価格が魅力ですが、実は大正2年創業の老舗インテリア製造販売会社です。MS-576は足のついたタイプなので、床面をすっきりと見せることで、より清涼感を演出します。けれどもこのままでは白が強調されて、落ち着かない雰囲気にもなりかねませんので、アクセントカラーに明るいブラウンをチョイスしました。
テレビボードとローテーブルを明るい茶色にすることで、落ち着けるようにしています。テレビボードはチェリーのLV-90、ローテーブルは同じくチェリーのLT-62としています。チェリーは京都の村田家具店が販売しているシリーズですが、シンプルなデザインが人気です。クッションは白、ブルー、ブラウンとしているのでベース色とイメージカラー、アクセントカラーでまとまっています。少ない色でまとめているので、部屋がすっきりとした印象になり、清涼感を効果的に演出することができます。
フローリングに敷いたラグは、カーテンと同じスミノエのレシエを選びました。モダンなデザインが印象的ですが、色はグレーを選んでいます。これは白とブルーとの調和が取れる色調となるからです。
清潔感と清涼感を意識したベッドルーム
寝室も同様に、ブルーをイメージカラーとしています。こちらはカーテンもベッドの小物も明るめのブルーとしています。これは目覚めをすっきりとさせることを意識したものですが、ドレッサーもベッドも白に近い色調としているので非常に明るい雰囲気としています。白と明るいブルーのコントラストが程よい刺激を与えてくれるでしょう。ドレッサーもチェリーのSD-622を、ベッドはサンコウのスイートを選びました。寝室にはウォークインクローゼットがあるので、他には収納などの家具は置いていません。室内をすっきりとさせることで、清潔感と清涼感を演出するようにしています。
洗面室も、白で統一された洗面台が清潔感を感じさせるものとなっています。ここでは床に濃いブルーのマットを敷いて、より目覚めを良くする効果を狙っています。ここまで白とブルーで統一したインテリアとしてきているので、トイレには暖かみのある色を入れると良いかもしれません。ちょっと落ち着いた雰囲気も欲しいので、タオルはブラウンが良いでしょう。
キッチンのちょっとしたスペースも活用
こちらのお部屋はキッチンが独立したスタイルとなっていますが、少し広めのスペースが確保されています。そこでここにチェリーCT-35のカウンターテーブルを置いて、ちょっとした軽食を取れるようにしています。
終わりに
いかがでしょうか。今回は極めてシンプルなインテリアになっていますが、決してモダンすぎることなく居心地の良さを感じることができるのではないかと思います。リビングに木目調のテーブルを入れることで落ち着いた雰囲気を感じさせつつも、その明るさが白とブルーの邪魔をしないようになっています。
今回ご紹介したお部屋はこちら
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名古屋市中区「ロイジェント新栄Ⅱ」