今回は好きな雑貨小物でお部屋を華やかな印象にしたいとお望みの女性の方によるご依頼です。スタイリッシュな雰囲気に仕上げていますので、そのポイントをご紹介します。
小物が映えるインテリアのポイントとは
今回のご依頼人の方は、Francfrancやザラホーム、ロンハーマンなどに足を運ばれて小物の雑貨を購入されることが多いとのことです。このようなお気に入りの小物が映えるインテリアのポイントは、シンプルかつスタイリッシュにすることです。そこで使う色数を抑えて、なおかつ落ち着いたトーンのものにすることが必要になります。家具は直線的なものを選び、材質も金属やガラスを取り入れると良いでしょう。
また、インテリアの色そのものには華やかさはなくなるので、アクセントカラーを取り入れることも必要です。以上を踏まえて、今回の案件に取り組んでみました。
リビングのインテリアのポイント
まずリビングのインテリアを考える際に、ダイニングスペースをカウンターキッチンで済ませる形にしました。できる限りリビングスペースを広く確保するのが理由ですが、ちょうどキッチンのカウンターが広めに確保されているので、これを利用することにしました。そこで選んだチェアはサンコーのSP-3021というバーチェアです。これは座面と背もたれが直線的なデザインとなり、脚も金属製なのでスタイリッシュ感を感じます。二脚用意しましたが、色はグレーとパープルとしています。グレーは部屋のベースカラーに合わせ、パープルはアクセントカラーです。
リビングスペースを広く確保したので、ソファは大きめのものを選ぶことができました。選んだのはNDstyleのロブストという製品です。レザーの質感がスタイリッシュさを演出してくれます。そしてローテーブルはアルテジャパンのYG-64、これは天板がガラス製となり、脚も幾何学模様を思わせるデザインとなっています。対面する壁にはサンコーのルーツⅡというテレビボードを置きました。色はいずれも落ち着いたブラウンとなっているので、それほど主張するようなことはありません。
このままでは単純に落ち着いた雰囲気で終わってしまうので、白いラグマットを敷いて明るい雰囲気を演出しました。選んだのはスミノエのニューツイスティという製品です。そしてシーリング照明もシャンデリア調の華やかなデザインとなるインターフォルムのLT-2340を設置しています。カーテンはスミノエの白にすることで、その華やかさをさらに引き立てるようにしています。またソファにもアクセントカラーとなるバイオレッドのクッションを置いています。このようにちょっとした工夫をすることで、スタイリッシュかつ華やかな印象にすることができます。
ベッドルームのポイント
今回のお部屋はリビングと寝室が引き戸でつながっています。そのためにリビングの延長として使えるように工夫しています。
まずデスクとチェアを置いて、ちょっとした仕事もできるようにしています。チェアはやはりビビッドなパープル色とすることで、アクセントカラーの役割を持たせています。このデスクも上も、お気に入りの小物をディスプレイするスペースとして活用できるようになっています。ベッドはインプルに、楽天の畳ベッドを選びました。この寝室のクローゼットの横にスペースがあるので、白いチェストを置いて上に小物を置けるようにしています。
終わりに
今回の主役はお気に入りの小物ということで、それを華やかにディスプレイできるようなインテリアにしました。スタイリッシュでありながらそれほど自己主張しないという部屋作りの参考になればと思います。
今回ご紹介したお部屋はこちら
http://www.style–plus.jp/bukken/pressance_nishiki_premium/h/
名古屋市中区「プレサンス錦プレミアム」