
今回ご紹介するインテリアは、二人暮らしを満喫したいとお考えのクライアント様からのご依頼です。広くくつろげるリビングの仕上がりを是非チェックしていただきたいと思います。
二人暮らしのインテリアは生活スタイルが重要
今回ご紹介するお部屋は、寝室は少し狭くリビングを広めに確保した1LDKです。それぞれのプライベートを確保するよりも、一緒にいる空間を充実させたいとの意向が感じられます。
ただし二人暮らしのインテリアを決める際には、お互いの生活スタイルを十分に考慮することが大切です。ある程度はお互いのプライベートな時間も確保できる空間を作っておく必要もあります。
また、家具選びでもお互いの生活パターンを考えて、どんなものが必要なのかを決めていくことがポイントです。
ゆったりくつろげる家具選び
今回は広いリビングを活かしてゆっくりとくつろげる大きめのソファとリビングテーブルを選びました。
お部屋は壁一面がウォールナットとなるので、その色合いに合わせてメインカラーを選んでいます。大きなリビングテーブルは総合家具のスクエアという商品で、ウォールナットと同じ色合いのものを選んでいます。テレビボードも同じ色調の、総合家具のスカーレットという商品を選びました。
メインカラーのブラウンですが、心が落ち着く効果が得られる色です。ウォールナットを正面にソファを配することで、落ち着いた気分でリラックスできるようになります。
ソファはリラックスフォームのスマート3という商品です。カラーは落ち着いたグレー、サイズもゆったり3人掛けにしています。高密度ウレタンによりしっかりとした座り心地なので、長く座っていても疲れません。ゆっくりとくつろげる空間作りのポイントとして、シンプルなデザインを取り入れることも大切です。
大きめのローテーブルの下には、やはり大きなラグマットを敷いています。モリヨシのシャンブレットという商品ですが、淡いカラーが部屋をさらに広く感じさせてくれます。
ダイニングスペースはコンパクトに
今回はリビングスペースを広く確保しているので、ダイニングスペースはコンパクトにしています。キッチンの前のスペースに、二人で食事ができる必要最低限のサイズのダイニングテーブルを置いています。
ただし、コンパクトではありながらもくつろいで食事が楽しめるように、照明には凝っています。ペンダントタイプのリビング照明を選んだわけですが、商品はインターフォルムのLT-2340というものです。丸いフォルムが柔らかな印象を与えてくれます。
ベッドルームはシンプルに
このお部屋のベッドルームは5帖ちょっと、やや狭いスペースとなります。そのためにインテリアもシンプルにまとめました。ベッドルームにはウォークインクローゼットが備わっているので、収納家具は必要ないようです。そこでベッドと小さなサードテーブルを置くのみにとどめています。ベッドは関家具の商品を選んでいます。
ベッド周りのカラーは黄色味の強いブラウンを基本としています。黄色味を加えたカラーを寝室に取り入れることで、睡眠時間が長くなる傾向があります。時に相手の気配で眠れないということもあるでしょう。そこで、少しでもぐっすりと眠れるカラーを考えているというわけです。
さらに二人暮らしの場合、ずっと一緒にいることで時に衝突することもあります。けれども黄色を入れると、仲直りしやすくなります。黄色は前向きな気持ちになりやすいからですし。そこでお互いに歩み寄りやすくなるというわけです。
終わりに
二人暮らしには色んな生活パターンがありますが、今回はリビングでの生活がメインになるケースでインテリアを考えてみました。ある程度はお互いのプライベートスペースも確保できるようなゆとりを持つことが、ポイントになるのではないでしょうか。
今回ご紹介したお部屋はこちら