憧れのデザイナーズマンションでの生活、けれどもクローゼットがなかなか上手く整理できないためにコーディネートも上手く決まらない、そんな悩みは多いかと思います。クローゼットの使い方ひとつで、思うようなオシャレができるようになるものです。そのためのコツを幾つか挙げていきます。
【ローテーションする服を決める】
デザイナーズマンションのように、比較的クローゼットが小さめの物件は多いものです。オシャレが大好きな人ほど洋服や小物などを多く所有しているものですが、全てをそのクローゼットの中にしまうのは至難の技です。しかも、あまりに詰め込みすぎてしまうと取り出しにくくなりますし、中の服をチェックするのも苦労します。そのために、ある程度は余裕を持たせた収納が必要となります。そこで、まず最初にクローゼットの中に入れるものを選ぶ作業から始めることが大事です。少なくとも季節ごとに分けて着回しをするローテーションを組める服を選んで、それだけをクローゼットにしまうようにするわけです。
【ローテーションから外れた服の収納は】
クローゼットに入らない服は、室内に置くことになります。もちろん適当に積み重ねておくのはNGです。きちんと収納ケースなどにしまうことになります。その場合、やはり季節ごとに分けてケースにしまい、引き出しの部分にラベルで季節などを書いておくと便利です。衣装ケースの置き方としては、テレビ台の代わりになるのであれば、上に木目調の天板を置けばインテリアとしてもお洒落になります。あるいは壁に寄せて積み重ねる場合には、階段状に段差をつけて重ねていくとお洒落に見えます。それぞれの上には、小物入れを置いたり写真立てを飾っておくとインテリアとしてお洒落になります。
【クローゼットの中はひと目でわかるように】
デザイナーズマンションもそうですが、大抵のクローゼットはハンガーパイプが設置されて、上部に少しスペースが空いている形となります。通常はこの上部のスペースは、普段使わないものを置くことになりますが、オシャレにコーディネートできるようにするため、靴を置いておくと便利です。靴箱に中の靴の写真を貼って分かりやすくするのもポイントです。また上部に置くことにより湿気対策にもなります。そしてハンガーにかける服は丈の短いものと長いものとに分けます。短い丈の服の下には収納ケースを置いて、さらに他の服や小物類を置くようにします。服を入れる衣装ケースは、引き出しは使わずに書類ケースなどに入れた服を重ねるようにすると、ひと目でわかるようになります。一番下は湿気の心配がいらないような日用品をしまうケースを置いておくと良いでしょう。
【ローテーションが分かるようにする】
服や小物、靴の組み合わせを変えてローテーションを作ることにより、バランス良く組み合わせを変えていくことができます。そこで、ハンガーから選んで一度着た服や上着は、右か左か好きな方で構いませんがどちらかの端にかけるようにします。そして服をしまうケースですが、できれば細かく段を作って引き出しなどは使わずに、そのまま置くようにすると、ひと目で全てを把握できるようになります。そして一度着て洗濯したものは下の段におき、その同じ段の上の服は他の段に移動させていくようにします。そして段ごとにどの上着と組み合わせるのかを決めておくなどすれば、急に外出するような時も適切に組み合わせがわかって便利になります。
クローゼットを上手く活用してオシャレになるためには、まず服は引き出しにしまうのではなく、ブティックのように見せる形にすると便利です。また靴と上着、服に小物の組み合わせをある程度決めた上でどれがどれに対応するのかわかるようにしておくと、外出前に悩むことがなくなります。時間のある時には、その組み合わせをどう変えるかを考えるのも楽しいものです。
オシャレになれるクローゼットの使い方
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