
今回は初めて一人暮らしをスタートさせる方からのご依頼です。絵と観葉植物を置いてお洒落な部屋にしたいとのことです。そこでグレーとブルーを組み合わせた上品なインテリアを提案させていただきました。これから一人暮らしを始める方の参考になればと思います。
初めてのインテリアにグレーとブルーがおすすめの理由
インテリアには色んなカラーがあります。茶系で落ち着いた雰囲気にしたりモノトーンで都会的なイメージを演出したり。そんな中で初めて一人暮らしをする人には、グレーとブルーの組み合わせをお勧めします。理由は上品で大人な雰囲気になるので、これから一人で生活する上で自立心というものを感じることができるからです。
部屋の印象によって生活スタイルというものも大きく影響を受けるようになります。これまで親と同居していた人は、社会人として独立することに不安も抱えることでしょう。けれども上品な雰囲気の部屋にいることで、自立することの嬉しさというものを感じることができるようになります。
高級なホテルに泊まると、まるで自分が特別な存在になったかのような感覚になります。それと似たような感覚を覚えることで、不安よりも自立心を持つ方が強くなるのではないかと思います。
ソファはベージュグレーでリラックス効果を
とは言ってもやはり自分の部屋にいる時はリラックスして落ち着きたいですよね。リラックス効果が期待できるカラーはベージュです。そこで普段の居場所となるソファは、ベージュに近いグレーカラーを選びました。ここにいれば落ち着く、そんな居場所を作ることが大切です。
そして対面のテレビボードは幅が広く、大きな絵を飾っておけるようなものを選びました。色はブラウンにして部屋に落ち着いた空気が生まれるようにしています。
ソファとテレビボードの間に置くテーブルはガラステーブルにすることで、空間に広がりを感じるようにしています。
大きなラグマットで床面に広がりを
ソファと対面するテレビボードとの間にはラグマットを置いています。
テレビボードはブラウン、床のフローリングもブラウン系なので同系色となります。すると一体感覚を持つことで、テレビボードを近くに感じるようになります。けれどもラグマットを置くことでテレビボードとの境界線を意識できるようになります。さらにグレーカラーは膨張色でもあるので、広さを感じるというわけです。
ベッドにグレーとブルーのツートンを
ベッドのカバーにグレーとブルーを組み合わせることで、お洒落な雰囲気を演出しています。この組み合わせは外資系ホテルのベッドでもよく見ます。上質な時間を過ごせることでも使われているので、初めての一人暮らしにも特別な演出をするという意味でオススメです。
このベッドの演出を強調するために、カーテンは壁と同系色にして目立たないようにしています。使う色数を限定するのも、上品な空間作りの基本です。
窓際には大きな観葉植物を置いています。テレビボードの上の大きな絵と共に、部屋をお洒落に演出することができます。ベッドの近くに観葉植物を置くのは、空気を浄化するという意味でもオススメです。疲れた体を休めて目覚めた時に、リフレッシュした空気を吸って新たな気分で一日を迎えることができます。
まとめ
いかがでしょうか。今回は特別なアイテムを使うことなく、初めての一人暮らしにピッタリの雰囲気を演出できたのではないかと思います。一人での生活には何かと不安も付きものです。けれどもこの部屋に戻れば気分もリフレッシュできる、そんなインテリアの参考になればと思います。
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